アーミッシュの村

ペンシルバニアにはアーミッシュの人々が住んでいます。彼らは近代文明を拒み、現在でも電灯や車を使わず（もしくは最小限に利用して）生活しています。

夕方のアーミッシュの農村は幻想的です。電灯はほとんどないので、夕方から真っ暗闇になります。

「何か闇の中から不思議な車両が近づいてくるな」と思いながらその車両とすれ違おうとすると、白い息を激しく吐きながら馬がバギー馬車を引いている姿が目に飛び込んできます。
これが、アーミッシュの人々の車です。一台でなく、あちらこちらに走っています。
馬車とすれ違うたびに、鍵をひねってペダルを踏めば走る自動車に乗っていることが何だか申し訳ないというか、恥ずかしい気持ちになります。

アーミッシュの家は、電灯が天井から点っているのではなく床の方から炎に照らされているので、柔らかく窓から光がこもれています。
スイッチ一つで昼間同様にコウコウと光をつけて、自律神経をおかしくしている現代生活が滑稽に思えてきました。

現代文明に疲れたら、ペンシルバニア・ランカスター地方へ。現代文明がなくとも、豊かに、文化的に生きている人々には元気をもらえるような気がします。

スーパーボウル サンデー

アメリカＮＦＬの最高峰、スーパーボウル。フットボールファンもそうでない人も関係なく、大画面テレビのある家に集まってＣＢＳの試合の中継を見ながら盛り上がります。

これはアメリカの年中行事の一つで、試合中は、町は閑散としています。

また、ＣＢＳ以外のテレビ局は視聴率が得られないのでいつもの日曜日のゴールデンタイム番組（デスパレート　ハウスワイヴス、アパレンティスなど）はお休みで、深夜のような低コスト番組に切り替わります。

こんな高視聴率の試合中継ですから、スポンサー企業もコマーシャルに力が入ります。昨日のコマーシャルも力作揃い。マーケティングの仕事に携わる者としてとても興味深く見ました。
ちなみに、1984年にアップルがマッキントッシュのコマーシャルを1度だけ流して、新たなパーソナルコンピュータの時代を告げたのもスーパーボウルでした。

昨日限り流された、全米で話題のコマーシャルは下記リンク先で見ることができます。なかなか、皆刺激的です。一見の価値アリですよ。
http://wcbstv.com/slideshows/photoalbum_slideshow_031111539/view?slide=9

ちなみに、ドリトスの制作費＄１２の素人作成のコマーシャルが1番の人気だったとか。

職場では「昨日のコマーシャル、どれが一番気に入ったか」という話題になります。

スーパーボウルは音楽も素晴らしい。
フロリダらしい、ゲーム前のラテン音楽は、アシッドジャズ調の洒落たコードワークでＧＯＯＤ．

また、国旗斉唱はビリージョエル、ハーフタイムショーはプリンスとオールスターです。

年齢を重ねたビリージョエルと不思議なくらい老けないプリンス。どちらも驚きでした。

http://sportsillustrated.cnn.com/2007/writers/bill_syken/02/01/scorecard.daily/



賭け事が合法である場所では「ビリージョエルの国家斉唱は1分を超えるか」「プリンスはステージから落ちるか」などの賭けが行われているそうです。

肝心のフットボール？
シカゴとインディアナポリスではどちらを応援してよいのやら・・・とうわけで、あまり見てませんでした！



来週はグラミー賞、月末はアカデミー賞と今月の日曜日の夜はＣＢＳから目が離せません。

なんと、グラミー賞ではポリスが再結成するのだそうです。仲直りはしたのでしょうか？

Phlly Soulならこのチャンネル！

フィラデルフィア地域は音楽のジャンルに特化したFM局が多くあります。ゴスペル専門局、サルサ専門局などなど多彩です。
中でもフィラデルフィアはソウルミュージックの都。Phlly Soulですよ！

今日、通勤時にみつけたFM局をご紹介します。
下記URLでストリーミングが聴けます。気分は六本木のソウルバー？
http://www.wdasfm.com/pages/listen_online.html

＃ちなみに今日はグラウンドホッグデー。２月２日にペンシルバニアで行われている行事で、グラウンドホッグに冬があとどれだけ続くのか聞くのだそうです。映画にもなりましたね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Groundhog_Day_%28film%29

冷蔵庫の中、いや冷凍庫？

暖冬だったプリンストンもだいぶ冷えてきました。
毎朝、氷の上をノーマルタイヤで走って勝負です。
早朝の急ブレーキ、厳禁です。











夜は月明かりが明るく、下の写真のような感じです。寒さと月明かりの強さは関係ないと思うのですが、雪もあって結構明るい！

こんなに寒いのに、鹿は相変わらず道に飛び出してきます。
いっそのこと、鹿も冬眠、してくれれば・・