翌日はオールドサンファンから船に乗って対岸に行き、世界最大のラム工場、バカルディーのメイン工場へ。
工場は港から離れた所にあり、途中にはちょっと濃いめの集落もあるので、実質タクシーが唯一の足です。観光客に選択肢を与えないのが儲かる観光の基本ですね。
怪しげなので一瞬、拉致されてないか心配になりますが、実質船に乗っていたリゾッチャなアメリカ人20人くらいが皆でゾロゾロと乗り合ってます。
まあ、この雰囲気なら大丈夫でしょう。。。多分。
何人車に詰め込んでも一人4ドル。よい商売です。
工場は不便な所に作りましょう。
この工場からキューバリブレ、ピナコラーダなどもろもろのカクテルになる、あのバカルディーラムが全世界に旅だって行きます。お宅のラムのラベル、Puerto Ricoと書いてありませんか?
会社の歴史、様々なラムの香りの嗅議比べのプレゼンテーションがあった後に、バーテンダーさんが様々なラムカクテルの作り方のこつを伝授します。キューバリブレのコーラは、コカコーラでなければダメなのだそう。ペプシを使うと、ラムペプシなんだそうです。なんとここには、工場限定品もあるとのこと。なぜか「限定」という言葉に弱いのが辛いところ。マーケティングの罠にまんまとはまります。皆少々酔っているのでなおさらお財布が緩みます。
刷り込みが効いて、お約束通り工場内の土産物屋へ。工場限定の高級品は高すぎて手が出ず。結局、何所ででも買えるラム2本を購入。現地で買ったというのが大切・・・お土産は理屈ではありません。はい。。。
こちらはプエルトリコの政府。アメリカ合衆国とつかず離れずのバランスを保つ達人たちがお勤めです。
あまりに旨かったので、再び、 EL JIBARITO (El Jibarito Calle Sol 280, Old San Juan, 787/725-8375) へ。
皆、踊ります。細かいことはあまり気にしません。思い思いに踊っているという感じ。
大〆は空港でポジョ。鳥の丸焼きです。これは忘れられない味。これを食べに、次の飛行機の乗り継ぎはサンファンにしようかと思うほど。
プエルトリコは最高級グレードのコーヒーの一つ、アルトグランデを作っていることでも有名。こんなに色々な銘柄があります。プエルトリコでは島の外のコーヒーを提供することは原則御法度。自ずと美味しいコーヒーに出会えます。