Thursday, June 21, 2007

こっちの水は甘いぞ

プリンストン一帯は照明制限がかかっているとかで、夜は真っ暗になります。
暗くなりかかるとなにやら、裏庭のあちらこちらに小さな光が点滅。

そう、蛍です。
光の色、点灯時間とも日本のゲンジホタルやヘイケホタルとは違う感じで、光の色は黄金色、連続点灯時間は1秒未満2〜3回点滅、基本的には飛行中に点灯するようです。

どこで光るかわからず、光っても直ぐに消えてしまうので、さながら流星群の夜に流れ星を探す感覚です。
深夜になり、裏庭の先にある森はあちらこちらが光って、オリンピックの開会式のスタンドのストロボの光のよう。
クリスマスツリーにするには相当数の蛍が必要ですが、それも可能なくらい、明るい光を放ちます。

蛍といえば、発熱をほとんど伴わないルシフェリンの生物発光。エネルギー問題、環境問題が叫ばれる中、生物発光を応用したテクノロジーは誰か真剣に取り組んでいるんでしょうか。裏庭の蛍を見ながら、風情のないことを考えてしまいました。

Sunday, June 17, 2007

お買い物、お買い物

ジャージーガーデンズニュージャージー最大のアウトレットJersey Gardens. Newark国際空港のすぐそばにあります。ホントに巨大。アウトレット用の品揃えですが、価格は本当に安く、品揃えも豊富です。この良い季節には忘れがちですが、全店舗が同じ建物にすっぽりと入っているので、寒いニュージャージーの冬でも楽しくお買い物ができます。大盛況。






パリセイド センター

リンクハドソン川沿いをニュージャージーの北端からさらに北上、ニューヨーク州に入ってしばらくすると、West Nyackの自然が豊かな中、突然登場する全天候型遊園地つき巨大モールがパリセイドセンターです。結構気が遠くなる巨大さです。特典:カルーセル、観覧車付。

パリセイドセンターには紀伊国屋書店が入っています。日本語が恋しくなったらこちらへ。日系のお店が集まる日系人対象のモールではなく、一般のモールにあるところが立派です。アニメ、ゲーム、漫画など、いまやコンテンツ大国として一目置かれている日本。日系人でない人も結構入っています。

さらに、パリセイドセンターには、廻転寿司も!ホームシックになったらココです。


日販大道

Fortlee にある日系食材店。生活雑貨やレンタルもやっています。日本人の欲しい量、好むプライスを熟知した良いお店です。1385 16th st.



食:ダイナー

ニュージャージーの街道沿いにはDINERというネオンのついたメタリックな装いのレストランが点在しています。

このダイナーなるもの、日本のファミレスがそのモデルとしたことは間違いないと思います。

雰囲気は良き時代のアメリカ。近未来的な建物がワクワク感を盛り上げます。

詳細な蘊蓄はwikipediaのDinerにお任せするとして、今日はDINERにデビューしたご報告。

今日のダイナーはRoute 22 沿いのSunset Diner. DINERという看板とメタリックな建物が目印です。中はブランチを摂るアメリカ人で一杯。じっくり読むためのローカル新聞もお店の前でズラッと待ち構えています。
今日のメニューはイングリッシュマフィンとベーコンとポーチドエッグの朝食料理。カリカリのマフィンと自家製ソースの取り合わせが素晴らしかったです。アメリカにもいろいろと美味しいものはありますね。
もうひとメニューは目玉焼き朝食セット。
目玉焼きは英語で(  )side ( ).
−−−できましたか?失礼しました。正解は一番下に。

コーヒーも入れて一人8ドル余り。平日は3ドル45セントだそうです。

ちなみにここは24時間営業。アメリカの普通の食事を一日中楽しむことができます。敢えて海外旅行でニュージャージーに来られる方におすすめです。

Sunset Diner
225 Highway 22 East
Green Brook, NJ 08812

参考ウェブサイト:
http://www.njdiners.com/
http://www.dinercity.com/

正 解はsunny side up.太陽の側(黄身)が上という意味です。ちなみに、この問題では sunny side down でも正解です。sunny side downは目玉焼きを途中でひっくり返してあり、黄身が下側になってお皿に乗っているもののことです。

Wednesday, June 13, 2007

Sandy Hook National Park

スタテン島、ブルックリン、クイーンズといったニューヨークの都会の対岸、ジャージー海岸の北端に、Sandy Hook National Parkと いう小さな国立公園があります。砂州だか、砂觜だか地理の授業を思い出さなければなりませんが、要するに砂が水の流れによって堆積してできた突端です。ゆ たかな自然に囲まれていて、対岸の大都会が嘘のようです。上記写真はスタテン島、ブルックリン、クイーンズの奥に、マンハッタンを望む景色です。マンハッ タンが見えたら、視力は2.0でしょう。
いわゆる砦の遺跡があります。
現在も稼働している中ではアメリカで最も古い灯台だそうです。突端の先端、フォートハンコックにあります。しかし、アメリカは○○で一番。。。というのがホント好きですねえ。


国 立公園から少し36号線を南下したところにある、Sea Bright。この町は防波堤、一一本と住宅一列が長く連なっているだけで、その住宅の裏はまた海水をたたえる水域になっています。ここでは、堤防の上も 貴重な様子。家から道を渡ったところの防波堤に各家が階段と海を展望するデッキをつけ、私有地につき、立ち入り禁止としています。これが1マイルくらいに わたって続いています。変なもの。。。と最初は思いましたが、よく考えてみると、結構良い生活ですね。羨ましい。

http://homepage.mac.com/tyagisawa/Menu2.html

Sunday, June 03, 2007

ロードトリップ5:バッファロー〜ナイアガラの滝〜フィンガーレークス〜ペンシルバニア〜ニュージャージー

エリー湖畔をずっと90号線で走り、ニューヨーク州へ。ニューヨーク州西端の国境の町、バッファローへ到着。留学時代の同級生George S. 宅訪問。

ア メリカで飲み屋のビールのお供といえば、バッファローチキンです。ここ、バッファローはバッファローチキンの発祥地。この町では、チキンウィングと呼ば れ、飲み会に行けば、黙っていても必ずでてくるとか。チキンウィングを発明?した、元祖、アンカーバーで早速ウィングを購入。
その後、一路ナイアガラへ。グランド島を抜けて、激流の様相を増す、ナイアガラ側へと向かいます。
ドドーン!これは、アメリカ滝の最も細い、ブライダルベール滝。
滝鑑賞のお供に、元祖チキンウィング。
手前と奥の水は60メートル以上の落差です。

コテコテの観光地、ナイアガラのホースシュー滝。
ノドごしすっきり!
こちらはアメリカ滝の主流。

手前がアメリカ合衆国、滝の奥がカナダです。
アメリカから眺める、夕暮れのカナダのナイアガラフォールズ市。

翌朝はメモリアルデー。通過した途中の町々では退役軍人を中心にパレードが行われていました。
旅 はニューヨーク州の途中から南へ向かいます。フィンガーレークスと呼ばれる、氷河湖群の地域を南下します。氷河が作ったU字谷が連なり、そのそれぞれが湖 になっています。細長い湖が並んでいる様子は手の指のように見えることから、フィンガーレークス。地元のネイティブアメリカンの部族がそう呼んできたそう です。フィンガーレークス一帯は一大ワイン生産地。フォックスランという名ワイナリーで2本購入。やはり、素通りできません。。。

ニュ−ヨークからペンシルバニアへ。

この季節になると街道筋はアイスクリーム屋がそこいら中に開店します。アメリカ人はアイスは別腹のようです。スキーのメッカ、ポコノ地方のアイス屋にて。

川を渡ってニュージャージーへと帰還。向こうがペンシルバニア州、手前がニュ−ジャージー州です。4日間、1200マイルの旅でした。

ロードトリップ4:エリー湖畔の旅

オハイオ州から、再びペンシルバニア州へ。
ペンシルバニア州エリー市から、地理でいうところの「サシ(漢字、忘れました)」がエリー湖に延びています。水の向こうに見えるのは、エリー湖の対岸ではなく、このサシです。
エリー市。「地球の歩き方」などにはなかなか載らない、アメリカの都市の一つでしょう。

エリー市を出るとエリー湖畔数十マイルに渡り、ぶどう畑が広がっています。ここの品種は主に甘めの赤。ワイナリーに立寄り、3本購入。素通りする訳にはいきません!

ロードトリップ3:ピッツバーグ〜クリーブランド

旅の1日目はペンシルバニア州、サマーセットで終了。サービスエリアで入手したモーテルガイドをあてに、安くほどほどのモーテルをさがしてそれをあてに高速道路をおりました。サマーセットは小さくも、よくまとまった町でした。






旅は一路西へ進みます。ペンシルバニア第2の大都市、ピッツバーグに旅の2日目昼前に到着。
ピッツバーグは川が交わる内陸の水運都市。その昔はこの水運を利用して鉄鋼業が栄えました。


ピッツバーグで同僚の一家と楽しいひと時を過ごし、一路さらに西へ。ウェストバージニア州の奇妙に細長く北に延びた部分に一瞬入ります。
ペンシルバニアとオハイオに挟まれた数マイルの地帯がウェストバージニアの北部です。
この橋を渡り、いよいよオハイオへ。

かつてカナダとの国境都市としてまた、重工業都市として鳴らしたクリーブランドは歴史的建築の多い都市です。映画「メジャーリーグ」で出てくる「インディアンズ」の本拠地でもあります。

クリーブランド公の銅像と、町の中心、タワー。タワーシティーに鉄道RTAのターミナル駅があり、巨大モールとホテル、オフィスビルが内部で繋がっています。
中心街は今再開発中でした。2002年に訪問して以来、5年ぶりの訪問でした。旅はここから北東へと向かいます。