Wednesday, September 19, 2007

ニューイングランド&アトランティックの旅2 メイン〜カナダ

メイン州をひた走る旅が続きます。北国指数が増してきます。
メイン州の島からなる国立公園、アケイディアが臨めます。
針葉樹林の中を上へ下へ。一路、カナダ国境を目指します。
名産のブルーベリー。建物までが。。。


このあたりは大西洋の水が湾や入り江になっていて道沿いのどこもが絵になります。
メイン州は思いのほか大きかった。。。国境にたどり着く前にマチアスの街で夕暮れを迎えました。通りがかったマチアスのモーターインに泊まることに決定。
マチアスのモーターインの売りはベランダからの眺め。世界でも有数の潮の干満が激しいメイン州沿岸。おモーターインのベランダの眼前に一面に広がる入り江ではそのドラマチックな満ち引きを見ることができます。
夜、月の動きとともに、潮が満ちてきます。真っ暗なマチアスの夜。月の明かりが異様なまでに明るく感じます。


ふとこの夜地図を見ると、アメリカの最東端がすぐ近くにあるということを発見。

これは、行かなくては、なりませんよ!


次回に続きます。




ニューイングランド&アトランティックの旅1 ニュージャージー〜メイン

夏の終わりの徒然なるロードトリップ。今度は赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島を目指して、一路進路を北東に取ります。たどり着けるかどうか。はてさてご喝采。

おなじみニュージャージー州プリンストンからニューイングランド地方に行くためには、前回のように完全な内陸地域をめざすのでなければ、ニューヨークシティーを通り抜けることになります。日本でも静岡から栃木に行くには、東京に用がなくとも、首都高都心環状線を通りますよね。あの感覚です。ニューヨークの渋滞にはまり、なかなか旅らしくならない夕暮れ時が過ぎると、やがてニューヨークシティーを抜け、夕闇が深まる中、車はコネチカット州に向けてひた走ります。1泊目はコネチカットのウェザーズフィールドに宿泊。2日目はコネチカットの州都、ハートフォードから観光スタートです。州都といえば、議事堂。各州がセンスと威厳を競っています。

ハートフォードから国道84号を進み、

マサチューセッツ、ニューハンプシャーを通って一気にメイン州へ。このあたりのいわゆるニューイングランドの各州は、サイズは日本の大きめの県くらいなので、こんなテンポで進むことができます。メインまでくるとさすがに北国。植生はニュージャージーのそれとは違い、「最果ての地」っぽい風情で一杯です。
メイン州最大の都市ポートランドを通り、


メイン州の州都、オーガスタで議事堂を記念撮影。アラスカ州に次いで2番目に北にある議事堂です。ひっそり控えめに建っています。
そろそろ、内陸の景色に飽きてきたので、車は一気にアトランティックオーシャンを目指します。
メイン州のアトランティックな風物詩といえば・・・

ロブスターですよ!ロブスター!!

ボストンで手に入るものもその多くがメイン州産です。

水揚げされたその脇で、新鮮なところをいただきます。
リンク

あまりの旨さにご満悦。でも日が西に傾いてきました。果たして、プリンスエドワード島までたどり着けるのか??

次回に続く。

ロブスター料理&卸:Young's Lobster Pond



Saturday, September 01, 2007

バーモントの旅 その2 リンゴと○蜜トローリ溶けてる

バーモントといえば、リンゴと蜂蜜がトローリ溶けてるカレーの名前と記憶している方も多いと思います。
バーモント州は実際、リンゴと蜜の名産地。蜜はメイプルシロップの方ですが。。

リンゴには様々な種類があります。
メイプルシロップもその収穫時期などによって4つの分類が。バーモントで初めて知るトレビアな知識です。アメリカの陸奥、バーモント。甘くて、旨し。

バーモントの旅 その1 カバード ブリッジ

アップステートニューヨークを通って旅は一路、未踏の州、バーモントへ。
国際的に有名な観光地がないこの州で、ぶらり旅は続きます。
州に入ってすぐのところにある観光案内所で早速観光の相談。どうやら、この州は、メイプルシロップ、リンゴ、ベッド&ブレックファスト、そしてカバード ブリッジが見所のようです。

案内の地図を参照しながら橋を探してみると・・・
カバードブリッジのオンパレードです!
情緒があって、暖かみがあります。
本来の目的は寒さ、凍結対策なのでしょうか。
要するに、家が川の上に架かっているイメージです。それぞれに美しい建築物の様相を持っています。
片側通行なので、反対向きに車が来たら、橋の手前で待ちます。
心の余裕が大切です!

アップステート ニューヨークその3 トロイのチャウダー祭り

ロードトリップの長所はその「ぶらり旅」性にあります。ニューヨークの都市の一つ、トロイチャウダー祭りがあることを 旅の途中にローカルテレビ放送で知り、立ち寄ることに。

メインの通りを歩行者天国にして、道の両面にチャウダーの屋台が並びます。
地元の名店の屋台から、クラシックなニューイングランドのクラムチャウダーの屋台、それから世界各国のチャウダーを紹介する屋台まで。1杯1ドルの共通チケットで各屋台の味を比べながら楽しみます。

中でも美味しかったのはロブスターのチャウダー。大西洋の海の幸。はまりそうです。

アップステート ニューヨークその2 サラトガ スプリングスの名水

ニューヨークの名水地、サラトガ スプリング。州都アルバニーの北にある競馬で有名な町のもう一つの顔です。ニューヨークで「サラトガ」ブランドのミネラルウォーターとしてペットボトルとしても売られていますが、水源の水の味は格別です。

水源では、無料でいくらでも名水を汲むことができます。水源の蛇口の一つはミネラルたっぷり仕様。ペットボトルを山のように並べて水を汲んでいる地元の方に勧められてミネラルの水を一口飲むと大変なことに。他の蛇口から出ている何ともマイルドで旨い名水と同じものを期待していたので、その濃い味に思わずパニックしてしまいました。これはもはや水ではなく、完全な鉄分たっぷりの硫化水素泉の温泉水と同じ味がします。サラトガの地元の方々はこちらがお好みだとか。体に良いかどうか分かりませんが、これはとにかく効きそうです。


水は「なまもの」であることを知った次第です。あまりに美味しかったので、ボトル容器を購入して、バーモントへの旅の帰りにわざわざ立ち寄り6ガロン分持ち帰って毎日飲むことに。

でもやはり「なまもの」。水源で味わった汲みたてとは旨さが違いました。水の旨い土地に住みたいものですね。


ちなみに、プリンストンまでの持ち帰り途中に車の荷室の中でサラトガの名水が漏れる事件が発生。貴重な水を車が飲んでしまいました。気付いたのはサラトガから随分と南下したハドソン川岸。失った水を再度汲みに戻って行くには遠すぎました。水を持ち運ぶことの大変さを知った次第です。・・・贅沢な車です。