Monday, June 23, 2008

南カリフォルニア

第2回ドラッカーグローバルシンポジウムがあり、1年ぶりにクレアモントに行ってきました。

シンポジウムが終了した翌日、土曜日に久々にクレアモントの北側にあるMt. Baldyとその北側にあるモハベ砂漠の南部、そして、友人C. S.が新たに住み始めた、サンタバーバラ近郊のCarpinteria
にも行ってきました。

風光明媚な光景のおすそわけです。。。



クレアモントの裏山の道をひたすら進むと、本格的な山道になります。
勉学に一息入れたいときにはおすすめなコースです。






ユッカの群生.
真っ青な雲一つない空。
ほほ一年中この天気です。


Mt. Baldy 北側より。
クレアモントはちょうど山の向こう側になります。



高画質版はこちらで。

スティービーのワンダフル☆イブニング

JFK空港のあるロングアイランドのビーチ、ジョーンズビーチにニコンが提供している海上シアターがあります。

今日はここでスティービーワンダーのコンサート。
激しい雷雨が一帯を襲い、嵐が止むのを待ってからの1時間遅れ、9時頃のスタートとなりました。
さすが、長年の大スターのコンサートとあって、客層は様々です。
お嬢様、アイシャさんと登場してスピーチから始まったステージ。
「2008年はすでにいろいろなことがあった。オバマ氏に声援を」とコメント。
アイシャさんはあのIsn't She Lovely のテーマになっている方です。
60年代から現在までの名曲、特に70年代の曲を中心に演奏。
All I Do, Superstition, Do I do, I Just Called to say I love You, Overjoyed, Sir Duke, Living for the City, Don't You Worry 'Bout a Thing, My Cerie Amour, Higher Ground などなど、スティービーの名曲の連発。
自分の曲の他にも、チックコリアのスペインをインスツルメンタルで演奏したり、ジャズセッションをやったり。スティービーワンダーは最近、ジャズピアノを弾きたいようです。かなりの早弾き。
歌唱力、演奏力とも全快です。
プロのステージ。
余裕。
バックメンバーも実力派。ベーシストは、30年来同じ人。
ベースはバンドの要ですよね。
お嬢様の歌をフィーチャーしたり、お客さんのカップルをステージ上で踊らせたり(Overjoyed)、ニューヨークのラジオDJが登場したり、お客さんとデュエットしたり(I Just called to say I love you)。
飽きのこない、双方向コミュニケーションが続きます。ザ☆エンターテーメント。
I Wish, Superstitionなどでは昔ながらのクラビネットを演奏。
この音はブランドモノですね。
大満足の2時間。
価値あるライブでした。

Wednesday, June 11, 2008

カントリーロード

ケンタッキー州の本場ケンタッキーフライドチキン

いよいよ、ウェストバージニア州に入ります。西バージニア州。
どこかおまけ的。。。失礼。
南北戦争の際、バージニア州は南軍だったのですが、その一部に北軍についた人々がいました。
その人たちがバージニアから独立して西バージニア州を「建国」したのでした。
州は県とはだいぶ違う存在だということが改めてわかります。


名高いオハイオ川流域。
ケンタッキー、オハイオ、西バージニアが出会います。
西バージニアはジョンデンバーの名曲、カントリー道路、ならぬ、カントリーロードに歌われている州です。
♪カントリーロード、テイクミーホーム、トゥーザプレイス、アイビーローング♪
♪ウェストバージニア♪
♪マウンテンママ♪
♪テイクミーホーム♪
♪カントリーホーム♪

宮崎駿氏のアニメーション「耳をすませば」では日本語版の挿入歌になってましたね。
西バージニアは故郷へ帰る道です。
帰路にピッタリ。



カントリーロードをひた走ること1時間。
州都、チャールストンに到着です。
落ち着いた街です。鴨川のよう。


チャールストンの川に面している州議事堂。
金ぴかです。立派です。
独立して北軍についた自己主張が感じられなくもありません



再びカントリーロードへ。

♪カントリーロード

♪テイクミーホーム
♪トゥーザプレース アイビーローング♪


やがて、モーガンタウンに到着。
ここは3年前にニホンから仕事で来たことがある街。
飛行機を3つ乗り継いできたあげく、10月というのに豪雪で木の枝が折れて送電線を切って、停電の中仕事をしたという、思いで深い街です。

3年前の思い出を払拭するがごとく晴天なモーガンタウン。
製薬企業M社前にて。

いよいよメリーランド州に入ります。
この辺りのメリーランドは細長い変な形をしています。幅数マイル、すぐ南がウェストバージニア、すぐ北がペンシルバニア。州ごとに法律と税金が違うので、良いとこ取りができそうですね。
サイドリングヒルという切り通しの名所
地学の教材のようなところです。
褶曲してます。◎○岩とか、その昔、横浜の丘の上で教わりました。
340フィート分の山を削ったことがわかります。
州境の町、ハンコック
76をひたすら東へ。

ランカスターの町に到着です。
戻ってきましたよーアーミッシュの方々が多く住む、ランカスター群。

遠くで雨が降っています。

雨足が近づいてきます。

この後フィラデルフィアに入るあたりから、バケツをひっくり返したような豪雨に。


2114マイル、3882キロ、5日間の旅。
日本列島縦断くらいの距離でした。

Saturday, June 07, 2008

そしてケンタッキーへ

つはもののもが夢の後。
カントリーの響宴から夜があけた後のナッシュビル。
千と千尋な気分です。



こちらがカントリー音楽の聖地、ライマン公会堂。
ここからスター達のステージが中継されていました。
朝も雰囲気満点の駅舎。


この街では今もアルバムとカセットです。
円盤と針からホコリを取って演奏開始。
カセットはちょっと奮発してフェリクロームで録音するとしますか。
ノイズリダクションはドルビーBかCか。悩むところです。。。

テネシーの議事堂。テネシーは珍しくメジャーな街=ナッシュビルが州都となっています。

Raised on Radio ♪

ライブハウス兼飲食店が並びます。
東京にも是非この文化を。
再び議事堂。そしていよいよ北上。






ケンタッキーに入りました。BGMはもちろん、フォスターの「懐かしきケンタッキーの我が家」

州境にカーネルさんのお出迎えはありませんでした。。




ケンタッキーといえば洞窟。
その総本山、世界遺産、マンモスケーブに車は向かいます。
さすがは世界遺産、。。。。今日の洞窟ツアーはほとんど売り切れでした。

32年前に見た、強烈な印象のガイドツアーは今回はお預けです。
また直ぐに来なくてはイケマせんね。

その代わり、4ドルで巨大な洞窟の一部を好きなだけ自分で散策できる、セルフツアーで早速ヒーンやりとしたマンモスケーブに入ってゆきます。

長ーーーい階段を下りるとひんやりとして光のない世界が始まります。
浮き世とのしばしのお別れです。


中に入ってみると意外と落ち着いた雰囲気です。ここに住んでも良いかも。
長い通路状のところをひたすら進むと。。。



どーんと開けた広い空間になります。これは掘ったものではなく、自然にできたもの。
広すぎて、閉所恐怖症の心配なし。
屋内?なのに、雄大です。
世界遺産の風格が漂います。

インディアナジョーンズが出てきそうな雰囲気。最新作、見ました?


ここで行き止まり。デッドエンドです。

来た道を戻り、やがて外界へ。。。。



マンモスケーブの中ではわからなかったのですが、外は豪雨になっていました。

外界は雨やら風やらが騒々しいですね。
洞窟に暫くいると、そんな感覚になります。不思議です。



♪おお牧場〜は〜み〜ど〜り〜♪



おや、牧歌的な田園の中にバーボンの樽が。その近くを流れる小川はその名もウィースキークリーク。この水が魔法にかかって・・・

樽で発酵し

さらに魔法が続いて

''※◎&?▽〒!!''

美味しいバーボン、メーカーズマークになります。
ここはメーカーズマークの醸造元

ここのお土産店ではトレードマークの赤いロウを自分で付けさせてくれます。
軽井沢の七宝焼きのようで、ちょっと嬉しいです。



真ん中は醸造元限定ボトル。両脇は我が家2人作。

旨いワケです。こんな環境で育ったバーボンは。


緑と良質な水が豊かなケンタッキー。



続いてはワイルドターキーの醸造元にきましたよ。

辺り一帯にワイルドターキーが熟成中の建物が並びます。
その様子、高度成長期の団地のようでもあります。
住人はバーボンさんたち。
8年、12年と長いこと住んでいます。

ワイルドターキーは大河の脇にあります。

風光明媚なケンタッキー

Keeneland
サラブレッドの聖地。
レキシントンの馬事公苑です。

レキシントンの街中。


そしておなじみ、ハーティーズ。シックバーガー。
sickではありませんよ。舌をかんで thick 。

そろそろ夕闇がやってきました。
今夜はケンタッキー泊、そして明日はいよいよ帰路です。