Sunday, October 28, 2007

ランカスター秋編





2月に一度ご紹介したランカスター地方。来客があり、また行ってきました。
好評につき1ヶ月に4回です。

アーミッシュ、メノナイトの人々の暮らすランカスター。秋の様子をお届けします。

濃厚な牛馬の香り(?)とバギーを引く馬の精悍な姿。信条の一本通ったアーミッシュの人々。
道路は自動車と共生です。


慌ただしく、テクノロジーに囲まれて活きている自分の姿を顧みるのに絶好の場所です。


買い物にもバギーでやってきます。


バレーボール大会に集まった若者の自家用車の駐車場。



農耕も馬力で。




豊かな作物。



農家は小川に面していることが多いようです。水道ですね。


大切な働き手たち。



雄大な景色が広がります。



夕刻になると、バギーにも自家発電の光が灯ります。



ここは特に夕刻がとてもきれいです。

電灯の光はほとんどなく、夕闇はまさに文字通り、闇になってゆきます。

リバティー ジャズ フェスティバル



気候の良い週末は青空の下でジャズ。
読売ランドのLive Under the Skyや河口湖畔のMt. Fujiジャズフェスティバルが全盛だった時代からそう決まっています!

ジャズの本場、ニュージャージー一帯。
ここのジャズフェスは自由の女神と摩天楼を眺めながら、リバティー州立公園の芝の上で2日間に渡って行われます。

このジャズフェスの2日間の日程の1日目、チャックマンジョーネとジョージベンソンを見てきました。

チャックマンジョーネのフィールソーグッドが風景とよくマッチして本当に気持ち良い。
さらに、ジョージベンソンもディナーショー風のステージでとってもダンディでした。それなりに歳なのでしょうが、衰えは感じず、大満足。さらにこの日はズムースジャズのスター達の共演ステージが目白押しでした。


ステージ前はいわゆる日本と同じジャズフェスの雰囲気ですが、その周囲に50年代60年代のアメリカを彷彿とさせる屋台が並びます。

なかでも大きなステンレスマグにクラシックなソーダを入れてくれる屋台、笑いをとりながら料理を作って行くクッキングショーなど深いアメリカ文化が集まっています。さらにアフリカ系の観客が多く、アフリカルーツの衣服、装飾品を売る店も数点。原色の鮮やかなデザインのものが多く、かっこいいですが、日本人にはに合いそうもありません。。。。

こういった野外イベントでいつも残念なのが、トイレの衛生ですよね。ところが、このイベント、じゅうたん敷き、BGMも流れ、空調も完備な高級トイレトラックが用意されていました。
トイレ先進国アメリカ。恐るべしです。(上)高級移動式トイレ全景。(下)高級移動式トイレ業者はココ。


自由の女神をバックにジャズメン達の演奏を青空の下で聴く。とってもリラックスした一時でした。おすすめです。

このジャズテスティバルはスムースジャズのFM局、CD101.9 の主催で行われます。来年のこのイベントの情報もやがてウェブサイトhttp://www.cd1019.com/ に掲載され、そこからチケットを申し込めるようになるはずです。

Friday, October 05, 2007

アトランティックの旅 最終章 

引き続き、リバーシングフォールズです。写真右が海、左が上流。水の流れは右から左。
見てて飽きません。無常観を感じます。

今回の旅の最果ての地、セントジョン。ヨーロッパからの距離が近いからか、最果ての地というよりも、カナダのヨーロッパへの玄関口のような雰囲気があります。あちらこちらからフランス語が聞こえてきます。お洒落です。フランス語はお得。


ここは地続きながら別の国。道路標識も違います。コレは多分、行き止まりの意味。

やがてアメリカに戻り、メイン州の来た道をひたすら戻ります。



州の中ほどのところで、夕暮れに。
ところが、面白いことに、北国の夏の夜はなかなか深くなりません。そう、これくらい北だと白夜に近くなるんですね。太陽が沈んでも、地平線に沿うようにして進むので、いつまでも明るい。


2時間近くも夕暮れが続いてなかなか闇になりません。
今晩はブルンズウィックに宿泊。チェーン系に属していない、昔ながらのモーテルに宿泊。


泊まったモーテルはホントに昔ながらのスタイル。鍵もカードキーではなく、いわゆる鍵です。しかも、フロントに返し忘れた際にはポストにそのまま投函するようにとの注意書きが。。。郵送料も心配ないのでとにかくポストに投函して。。とかいてあります。味があります。


メイン州、ポートランドの町並み。


不思議なアンティークコレクション。

写真はありませんが、メイン州には雰囲気の良い独立系の宿が数多くあります。さすが、バケーションステートと詠っているだけのことはあります。


このお店でお土産用のロブスターを購入。
穫りたてのところをボイルしてもらいます。中型2尾で20ドルくらい!産地は安くて良い物が手に入ります。真鶴港の新鮮で安い鯵や鰯を思い出します。

メイン州は街道筋のどこでもロブスターが手に入ります。

長かったメイン州も終わり、いよいよニュハンプシャー州へ。橋を上げて船を通している最中で、州境で一休みです。

ニューハンプシャー州、ポーツマスの街。


ニューハンプシャーとマサチューセッツの州境には花火&お酒のお店が。州ごとの法律が違うので、州境の立地は良いのでしょう。火薬がいっぱいなので、周囲は禁煙です。

ボストンが近づいてきました。


ボストンに行けば必ず立ち寄る、ノーネームレストラン。(リンク)。 友人、George Clapsisが以前働いていました。シーフードプラターがお勧め。ボリュームたっぷりです。

ボストンを出て、ロードアイランド州へ。州都プロビデンスで議事堂をチェック。
ロードアイランドの海岸。
なぜか瀬戸内海に似ています。

やがてコネチカット州に入り、日没。
行きも帰りもコネチカット、ニューヨークは闇の中でした。

夜半近くになって無事帰宅。メイン州から一日で6つの州を縦貫。徐々にアメリカの距離を甘く見る傾向にあります。

そして、帰宅後はメイン直送のロブスターを堪能。
正真正銘の産地直送です。