Thursday, October 04, 2007

ニューイングランド&アトランティックの旅3 メイン〜カナダ

悲しいことに、この日のデジカメデータが消失してしましたので、辛うじて残ったサムネイルでお送りします。

まずは宿から眺める朝焼け&日の出で一日をスタート。ここはアメリカの北東端に位置し、アメリカのどこよりも早く夜があけます。アメリカの根室みたいなところといったところです。



そして、旅はいよいよアメリカ合衆国最東端へ向かいます。ほとんど無名ですが、アメリカの最東端の町はルーベックというところです

カラフルながら、ひっそりと立つ灯台。これこそが東の端っこ。ここが最東端というお約束の石碑が静かにそれを説明しています。

ただ対岸にさらに東のカナダの大地が見えます。

この辺り一帯は潮の干満が大きく、浜に降り立っても、水などありません。
見渡す限りの水のない海。
遥か彼方にかすかに水が見えます。

子供の頃に見た、未来少年コナンの大津波が来る前のシーンのよう。でも、ここは地震のない地帯。津波は来ないでしょう。多分。

貝拾いも簡単です。

海藻もあちらこちらにありますが、皆陸揚げされた状態です。一日の半分しか水が来ない所に生えている海藻たちです。

最東端と干潮の海岸を楽しんでいよいよ国境を超えます。メイン州カライスからカナダのセントステファンへ。
アメリカ合衆国はアトランティック標準時が最も東の時間帯ですが、ここからはさらに東のアトランティック標準時になります。アメリカ東海岸よりもさらに1時間早い時間です。来る所まで来たという感じです。

カナダに渡ったところでももの凄い干潮。
桟橋を下から見上げることができます。
桟橋も干満差対策済み。


ニューブルンズウィック州セントアンドリュース
に向かいます。
セントアンドリュースでは、チャウダーとともに、マッスル(ムラサキイガイ)を堪能。もの凄い量でしたが、旨くてあっという間に平らげてしまいました。

ここはカナダ。アメリカとは違い、今でも英国に緩やかに属しています。英国式庭園が何とも雅です。

ニューブルンズウィック州は公用語が英語とフランス語。交通標識も2カ国語です。

さらに旅はニューブルンズウィック州最大の街、セントジョンへ。
ここには、潮の逆流の名所、リバーシングフォールズがあります。干潮が終わって潮が満ち始めると、海から入り江に向かって水が入ってきます。もの凄い勢いで逆流が起こり、渦潮も発生。ひょっとすると鳴門よりも規模が大きいかもしれません。

この潮の逆流に見とれること、30分。今は3日目の午後2時。アメリカでも午後1時。4日間の旅を考えるとここで引き返さないと翌々日にプリンストンのオフィスに出社できそうにありません。


この潮の逆流をもって引き返し始めることに決定。我らも逆流開始です。残念ながらプリンスエドワード島は宿題に残し、一路南西に進路を取ります。

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