Sunday, April 22, 2007

音楽:フィラデルフィアの週末 /タワーオブパワーとアベレッジホワイトバンド

今日はフィラデルフィア郊外のGlensideという小さな洒落た町にある、Keswick TheatreでTower of Power と Average White Band のライブを楽しみました。

Glensideはプリンストンからは車で1時間ほどの距離にあたります。

Keswick Theatreは、Pat Metheny, Chick Corea, Manhattan Transfer, Joe Sample, Roberta Flack, Dionne Warwickなどが頻繁に出演している名ホールです。


Glensideの町はこのシアターが中心になっていて、周囲のレストランはここでコンサートを見る人がライブ前に食事をする場になっていて、各国料理が揃っています。今日はギリシャ料理に行きました。



この2バンドのフルスペックのライブを続けて楽しめて$38。安いです。
1バンドのライブだけも5000円はする価値のあるライブでした。


まずは午後8時かAverage White Bandのライブ。
Pick Up the Pieces で始まりPick Up the Pieces で終わったライブは1時間くらいのステージで、その間にCut the Cake, Queen of My Soul, Let's Go Round Againなどのヒット曲が並びます。ドラマーのリズムの切れが悪いのが気になりましたが(グルーヴ音楽なのに!!)、フロントのメンバーが担当楽器を変 えながら、往年のヒット曲を歌い、演奏する様は味わい深いものがありました。

続いて午後9時過ぎからTower of Powerのステージ。ここ4年くらい毎年ライブに行っていますが、選曲も少し変わり、オリジナルのギタリストBruce Conte がバンドに再参加したこともあって、今までにも増して良い演奏でした。

曲の良さに加え、ダイナミックレンジの広さと、音の切れの良さ、それからエンターテインメント性の全てがマル。

「バンドのライブ」に必要な要素が全て入っているステージでした。

今年の夏にこのメンバーでのライブのDVDが出るとのこと。これも楽しみです。

Tower of Powerは数少ない「レコードよりもライブの方が良い音のしているバンド」です。是非ご一聴をお勧めします。

どちらのバンドも60年代後半に結成された70年代の代表的にファンクバンドです。
メンバーはそれなりに高齢になっていますが、ミュージシャン、とりわけ管楽器奏者は本当に若いですね!
管楽器健康法、。。。良いかもしれません。

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