Monday, December 25, 2006

Happy Holidays!

Happy Holidays!



サ ンクスギビングを皮切りに、アメリカはホリデーシーズン。「ギビングの心」なるものが根底にあり、とにかくプレゼントを贈りあいます。

職場を中心に本当に多くの方から数多くいただき、自分からもプレゼントを送りました。

アメリカの消費経済はこうして活性化されているのだなと実感。さらに、ア マゾンをはじめ、ネットの商売がいかにこのホリデーシーズンの習わしを商機としているかも実感しました。アマゾン、本当に便利です。


ち なみに、アメリカでこ の季節にギフトを買うと、金額の入っていないレシートも一緒に渡されます。ギフトをもらった人がこのレシートと一緒にギフト商品を販 売元に持って行くと、返品できて購入金額を受理できるという仕組み。便利かもしれませんが、人情的にちょっとついていけないものがあります。



今日はこのホリデーシーズンの重要な日の一つ、クリスマスですね。このクリスマス、アメリカではなかなか複雑です。
アメリカはキリスト教だけの国ではありません。特にニュージャージー、ニューヨークはユダヤ教の人が多く住んでいます。









近所、職場、友人にもユダヤ人が多数。
ニュージャージーのレイクウッド市の一地区ではラビの方々に多く出会います。

そんなわけで、この季節の挨拶をメリークリスマスで済ませるわけにはいきません。
メリークリスマスと言ったら、必ずハッピーハヌカを付け足す。そうでなければいっそのこと、ハッピーホリデーズといっておくのが無難です。特に日本人から見た場合、ユダヤの人が黒い服を着ていないとその方がどちらなのかはなかなかわかりません。


この季節にお店でプレゼントやギフトを買ってラッピングを頼むと、「クリスマス模様にしますか?それともハヌカ模様にしますか??」と聞かれます。

この季節にツリーとキラキラ模様にしていたらキリスト教、ろうそくが奇麗に並んでいたらユダヤ教という識別もできます。

ちなみに、ユダヤの方からのカードは青・白・シルバーで、キリスト教の方からのカードは赤系でした。

ちなみに、今日のニューヨークタイムズには、親類に知られないようにこっそりとクリスマス飾りを楽しみ始めたユダヤ人の若夫婦の話が載っていました。
「宗教にこだわりずぎず、文化、慣習と捉えて楽しもう!」という姿勢で思い切ってクリスマス飾りを買ってみたら楽しかったという話で、一般的な日本人のクリスマスの楽しみ方に近い話と感じました。



ホ リデーの締めくくりはニューイヤーデーですね。日本人は元旦の昼から夜にかけてもお祝い、宴会をしますが、アメリカでは年越しの瞬間を祝う程度で、そのあ とはあっさりしています。カリフォルニアで新年会を開き、友人を招待したとき、日本人は1月1日の夜の欄に予定を書き込み、日本人以外は12月31日の夜 の欄に予定を書き込んでいました。

こんな文化ですから、ホリデー開け、1月2日から仕事スタートです。


(写真は今晩のプリンストン周辺のイルミネーション撮影12月24日)

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